春泥に溺れる
今朝、夢を見た。
学校がはじまって、授業に遅刻して、病気を言い訳にして授業に出るのを諦めた夢。
遅刻をすると一気に授業に入るのに抵抗が生まれる。
できるだけ苦しそうな様子を演出して、同じ授業を取っている子に「休む」と伝えた。
他の子は平気な様子で授業を受けているのに、どうしてわたしだけこうなるんだろう。
先生の落胆と失望の表情が透けて見える。
今年度はコロナの影響でオンライン授業になる。
未だ授業は始まっておらず、履修登録期間もまだだ。
オンライン授業だから、学校に行かなくてもいい。
キラキラした他人に見つかる不安もない。
先生と直接会わなくてもいい。
状況はとても好都合で、担当教員の先生も今年はよさそうだねと言ってくれた。
昨日履修登録の準備をした。(よく頑張った。)
そして上記の夢を見た。
毎年新学期になると、ギチギチに詰め込んだ履修計画を立てる。
これが全てこなせれば卒業も簡単という、りっぱな砂上の楼閣が出来上がる。
春の暢気にそそのかされて、今回は大丈夫という言い訳をいつもして。
ギチギチに詰め込むのは多少落としても良いというマチなのだが、そこに怠惰の水が流れ込む。
毎年崩れるのを見てきた。わたしも、先生も。家族も。
毎年泥まみれになって自分のことが嫌いになる。頭がぐるぐるし始める。口が開かなくなる。他人に迷惑をかける。
春が嫌いなんて言い訳で、春のせいにする自分のダメさなんだ。
かといって余裕をもって履修を決めると、本当にこんな物ぐさをしていいのか、甘えてるんじゃないかと怖くなる。
また頭がぐるぐるし始めた。ここまでにしよう。
でもちゃんと授業登録していてえらい。ブログも書けてえらい。