自分に価値がない

数ヶ月前、祖父が緊急入院した時、自分の価値がないことに気づいた。

事情があって遠く離れて住む祖父を心配していた親。不安で呆然とする親をどれだけ支えようとしても、結局それは「なんの価値もない自分をごまかすための現実逃避」にすぎないと知った。

電話を取り落とした家族の背中をさすって落ち着かせようとて、「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と静かに言っても、そんなことは誰がやっても同じだ。

誰かがやるだろうことを、たまたま自分がやっているだけ。

そんなことなのに、どうして「自分しかできないこと」だと思いたがっているんだ。そういうことをすれば、自分に価値があると思えると思ったのか。

「自分を好きになろう」って言われても、もう十分私は自分が好きなのだ。これ以上どうやって好きになればいいんだ。

腐った食べ物のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

自己愛

「そのままでいいよ」

「ずっと君は変わらないで」

はるか昔に、進路の違いで別れたり、卒業していく人達が私にかけた言葉。

何故そう言われるのか分からなかったが、当時の私はそれをいいことだと思った。

「私に何かを感じてくれた人がいて、その人は私がそのままでいることを望んでいる」

相手に何かを望まれるのは嬉しかった。私は期待されているんだ、と胸が高鳴った。

ただ自分が変わらないだけで、誰かを喜ばせることができるなら、そんなことは簡単だと思った。

誰かに好かれることができた自分自身が好きだった。

けれど、変わらなかったからと言って、私を誰も助けてくれない。

一瞬で昔に戻れるわけではない。相手は、時間とともに様々なことを経験して、違う面をもつ豊かな人間になるのだから。

私が変わらなければ、彼らといつも親しくいられると思った。けれど私が変わらなかったことで、再会した彼らとの距離は遠くなった。

本当は「変わらないで」なんて言う側の都合のいい言葉なのだ。普通、環境や時間が経てば人は変わるものだから、それを分かった上で「叶わない身勝手な願望」として、その言葉を発する。

それを叶える義務もないし、言った誰かが悪いわけでもない。

深い意味はなく、思ったことを口にしただけ。

私が、そのことに気づくのが遅すぎただけだ。

そんな簡単なことが分からないくらいに、私は子供なのだ。

少女革命ウテナ台詞bot on Twitter: "卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく。我らが雛で、卵は世界だ。世界の殻を破らねば、我らは生まれずに死んでいく。世界の殻を破壊せよ。世界を革命するために。 (桐生冬芽)"

自分の殻に閉じこもる人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

春学期まであと9日

来学期が始まる。

怖い。人と顔を合わせたくない。

通帳の残高がマイナスになっていた。通信費の督促が来る。

ATMからお金が下ろせない。

このままでは教科書を買うお金がない。

貯金をしなければと休学も考えたが、うまくいかなかった。

 人とどう会話したらいいのだろう。

考えがぐるぐるしたまま1日が終わる。

人脈・コネがない人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

引っ越した

ブログを、思うところあって引っ越した。

記事の内容は誤字脱字を修正した程度で、変わっていない。

これから新学期が始まる。

こんなブログは誰も見ていないから、自分の思っていることをもっとたくさん書きたいと思う。

学校に行きたくない

本当のことを言う。早く死にたい。私にはできるわけがない。勉強も、役に立つわけがない。学校に行けないから、働けるわけがない。学校に行くのが怖い。人に見られるのが怖い。自分がいていい人間と思わない。でも自分だって生きていていいでしょう？と思ってしまう。
人に話しかける資格もない。学校に行けてないのに、楽しく生きてるんじゃねえよ。と、思われれると思う。いつも自分より強くて正しい誰かがいるから、自分は必要がない。
自分にスポットライトが当たらないから、自分は生きている価値がない。
自分のことばかり考えていると思う。
 

人前で話したり、物を食べたりするのが恥ずかしい。自分のいないところで笑い声がすると、自分のことを笑っているように感じる。いつも私は笑われるようなことをしている。恥ずかしい。でもこれしかできない。ぎこちなくやらなければ、普通じゃないやつが普通の人みたいにやっているともっと笑われる。
私は変われない。私が好きだから。

本当の自分で好かれたいから、何も努力したくない。
強い人に守られたい。

どうせ1人で生きていけないのだから。
それぐらい自分は弱く、頼りないのだから。
 

一生笑われるのだから。
人から「もっと気をつけなよ、もっとこうしなよ」と言われると、「それすらもできていない自分に期待するなよ、できるわけないのに」と思う。できもしないことを要求されて、無理難題を言われている気になっていじめられているように感じる。（もちろん相手は親切でわざわざ言ってくれていることを理解している。瞬間的に頭の中でそう変換されていく）

自分がしてることは正しくないけど、それすらできないのだからそれをわかってくれよ。それぐらい劣っている人間なんだとわかってくれよ。どうせ30点しか取れないテストなんだから受けるの恥ずかしいよ。30点だって叱られるんだから。

生きているのが恥ずかしい。でも、自分みたいなのだって生きてていいよね、と思ってしまうから、本当に自分を追い込めない。

自分は自分だ。だからよくなりたくない。良くなったら自分より下の人間に対等な目を向けられないから。自分が一番下でいたい。そしたら誰もバカにしなくて済むから。
純粋な愚者でいたい。
（でも純粋でいたいという願望は『英雄って言うのは、英雄になろうとした瞬間に失格』と同じ矛盾を持つ。無垢でありたいという願望を持つことは同時にそれが不可能であることの証明だ）
 

 （2018年09月27日 の日記）

砂漠の骨のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

親の人生を借りた狐

親が第一だった。今も親のお陰でこんな風に生きている。
親よりも先に死にたい。
 

親が居なくなった後どう生きていけばいいかわからない。
自分のセーフティネットが親だから、「とりあえず親が居ればお金のこととか心配しなくていい」そういうことを無意識に考えているから早く死にたいと思ってしまう。
自分がわかってる範囲のことしか起きない。
自分が死んだ姿を親に見てほしい。早くいなくなりたい。居なくなって喜ばせたい。
居なくなったら親が安心できるから。
心からそう思えないけどこれが甘えてるってことなんだろう、多分。
 

（2018年5月24日 の日記）

宗教の二世のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

担当教員の先生から2回目の連絡が来た

学校の先生から、「何かしら連絡が欲しい」と連絡が来た。
 
実は先月に先生から「元気ですか？」という連絡が来ていた。
メッセージ本文を見るのが怖くて、何もせずに無視した。
アプリの通知バッジの数字がとんでもない数になっている。
 
来学期が、あと1ヶ月もすれば始まる。
学籍を継続するにしても、休学するにしても、いずれにせよ何かしらの手続きを経て、自分の社会的地位を確保せねばならない。
「人と関わるのが怖いから、何にもしたくない。」これは私の我儘だ。
だったらいなくなればいい。でもそれは私に出来ない。
私は、先生が優しいから先生を無視した。 
こんなに無視して、先生に何て返事をするべきだろう。何を言ってもきっと先生を怒らせる。
そう考えるといつもメッセージを開く手が止まる。
見なければいい、見なかったことにすれば私もいなかったことになる。見たら返事をしなければいけない。
自分がいなければいい。そういう風に、すぐ考えてしまう。息を止めたら透明人間になれると信じてる子供のようだ。というか子供だ。
 
先生に返事をしたい。
先生に返事をできるような人間になりたい。
先生に色々質問されるのが怖い。
でも先生は仕事だから、している。
 
こういうものは逃げ癖の人間がよくする、「あとでやるから今はいい」に則ってしまうと、比喩でなく一生やらない。
だから、返事をするのは日を跨いではいけない。今晩のうちに、せいぜい22時までに返事をしないと自分の中に壁が建築されてしまう。
自分が引きこもるための壁だ。その壁を自力で壊すのは難しい。
 
今、このブログを書きながら先生に返信をしている。
なんと言えばいいのかわからない。
どこまで正直になればいいのか、自分がどうしたいのかも。
でも先生に返事をした。
とにかくそうだった。

暗闇に浮かぶ目のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや