薬で変わったこと、変わらなかったこと
薬を飲み始めてからの覚書。およそ1ヶ月と少し経っていると思う。
【変わったこと】
・「テンションが高くなった」と言われる(自分の中ではあまり変わった感じはしない)。
・朝の起床から綿の大きなタオルに包まれたような優しく柔らかい気持ちになる、これから1日が始まるというワクワク感が止まらない。
・朝日を見てとても眩しく美しく思い、生命を感じてしまう。
・「ありがとう」「好き」「嬉しい」などポジティブな感情をためらわず口に出せるようになった。
・おかしい、理不尽だと思うことに対して、(自分なりの適切さで)公正に対処できるようになった。
・おかしい、理不尽だと思うことに対して、同じ思いを抱いている同僚に愚痴を言えるようになった。
・便が水分がなく硬くなり、排便が非常に大変になった。以前から体調によってはそうなることもあったが、今のところ2,3回続いていてとても辛い。
・本が読めなくなった。文章が頭に入ってこない。(以前と変わらないかもしれない)
・興味がある本をすぐ買うようになった。しかし上記の点でほとんど開いていない。(以前とあまり変わらないかもしれない)
・絵を描くのが趣味だが、気分が高揚してクロッキーを継続することが難しくなった。飽きっぽくなった。
・体を動かしたくなる。音楽を聴くと自然に踊り出すようになった。
・電話で話す声が大きくなったらしく、家族に注意される。
・面倒でサボりがちな入浴を、毎日するように意識するようになった。
・力になりたいと思う他人に、軽いスキンシップ(背中を撫でる、頭を撫でる、手を揉むなど)を積極的にするようになった。
・自分に好意を抱いているとはっきりわかる(自分のことを肯定してくれる)人達とためらわず連絡を取れるようになった。
・以前はまっていた趣味にあまり顔を出さなくなった。興味がうすれてしまったのかもしれない。
【変わらないこと】
・眠気を持て余していて、いつでも横たわりがちである。そのまま寝てしまうこともある。
・同じ音楽を何度も繰り返し聴く。
・一人の時はほぼ必ず音楽を聴く。寂しいのかもしれない。
・薬を飲み忘れると朝3時ごろまで起きてしまう。
・朝起きた後の洗顔をサボる。
・連絡を取りづらい人にたいして、謝罪をしたりご祝儀を送らなければならないのだが、それがいまだにできていない。すべき締め切りから1ヶ月以上過ぎている。ほかの人には連絡が取れているのにこの件だけ未だに先送りにしている。
・足先手先が冷える(末端冷え症)。
・服装にまったく気を使わない。
・学校に行っていない、先生と連絡を取っていない。
太字の部分は特に今後不安に思う部分だ。先生に相談した方がいいかもしれない。次の診察は来年一月中旬になる。友情関係について最近よく考える。友情とは、相手と親しくなりたい、相手と連絡を取っていたいという気持ちは一体なんだろう。自分が正しいのか、それとももうすでに自分には無理だから諦めた方がいいのか、誰かに答えをくれてほしくて、カウンセリングをしたいという気持ちが高まっている。(カウンセリングは自分のためであり、連絡を取りづらい人に対しては即座に連絡することが最も正しいこともわかってはいる)
こんなふうにダンスができたらな、と思うPV。美しい。
早くカウンセリングに行きたい
今していることが正しいことなのか早く教えて欲しい、誰かに相談したい、担当医にはあと1ヶ月ぐらいまってから薬が安定してきたらカウンセリングを検討するといっていた。ああ、はやく、どうすればいいのか教えてくれ、早く、早く。カウンセリングが受けたい。
読みたくない本
本当は読みたいけど怖くて読めないだけ
勉強が嫌い
自分が学校で学んでいる分野が、どうしても心から好きになれない。
くだらない。
ー素晴らしい。
こんなこと学んで何になる。
ーずっと学びたかったことだ。
ここを卒業しても、この分野で就ける仕事なんて限られている。稼げない。
ー好きなことを仕事にしている人たちは素晴らしい。
ここをやめて今すぐ
頭の中でぐるぐると、考えが泥水のように渦巻いている。
眠る前にみる悪夢
昨日ひどい夢を見た。子供の頃叶わなかった復讐を遂げる夢。
ただ汚く、陰鬱で、救われなかった。
ひどくリアルで汚濁にまみれて、最悪だった。
いや、こんなことはどうでも良い。
早く薬がのみたい。
人に優しくされたいのに、優しくされると依存してしまう。
命あるものに依存してしまうと、生活がそれ一色に染まる。とても気持ちいい。豊かで全てを支配したような気分になる。
依存したものを支配しようとしてしまう。自分が一番支配されるのが嫌なくせに。
だから命あるものに依存してはいけない。
だったら薬に依存する、そのほうがずっといい。
早く薬をください。
薬があれば人と喋れる。
月曜日が待ち遠しい。
薬が増えるといいな。
誰かに俺の話を聞いてほしいという衝動
「愛してる」と誰かに言いたい。
寂しい。 自分の居場所があるのに。
贅沢。寂しいなんて思うのは贅沢だ。
寂しいと言えない。
「寂しい。」と言えないのは、寂しいと言ったところで「でも、それはあなたの自己責任じゃないですか」と言われるのが怖いからだ。
寂しいが体の中に溜まっていく。
自分には友達がいる。家族がいる。幸福なことだ。
言葉が詰まる。
怖い。ああ、でもみんなが大好きだ。 こんな私を認知してくれる。
でも、それも勘違い、ただの監視であるだけかもしれない。
「みんながあなたのことを愛している。」
当たり前だ。誰かに愛されている。多分。でも受け取れない。
友達が言っていた。「自分が周りから愛されていることに気づかなかったことが最大の罪、それで沢山の人を巻き添えにした」
考えが渦を巻いて膝を抱えて蹲る。
誰もお前を愛さない。
今日も言えなかった
結婚おめでとうって言えなかった